「ベロタクシー」
ドイツで生まれた自転車のタクシーです。
年配の方には、「輪タク」と言えば理解されることが多いです。
身もふたも無い言い方をすると、超でっかい三輪車です。(笑)
街を走っていると、「あ、ベロタクシーだ」と名前を憶えてもらっていることが
多くなりました。
今回はそんなベロタクシーのメカニックの数々を
「ベロタクシー・メカニカル(前編)」
と題して、紹介していきたいと思います。
まずお客様用の座席。
大人で2名が座れる広さです。
小学生くらいなら3人くらい並べるくらいで、外から見るより意外に広さがあります。
シートベルトも完備してるので、初めてで不安に感じる人はぜひご装着を。
写真の茶色い布は自前のひざ掛けです。
そして運転席。
「リカベント」と呼ばれる、少し寝そべったような姿勢になるよう、座席が後ろに倒れています。
座席に下にはスライド式の金具がついていて、ドライバーの体型にジャストフィットできます。
てっぱんの位置は、かなり前にずらします。(短足だからね☆)
運転席の背面、つまりお客様の座席全面のパンフレットポケット。
3段あるポケットに差してあるパンフレット類は、ご自由にお持ちいただけます。
てっぱんは時期によってはうちわをさしたりします。
そして、ハンドル回り。
まず左ハンドル
7段階のギヤチェンジを行えるように、マウンテンバイクの変速機がついています。
ぎりぎり写真に写ってませんが、ライト、ウインカーの操作もこの左ハンドルで行います。
また、ブレーキロックもできるストラップもついており、
実質ベロタクシー操作の心臓部といってもいい大事な部分です。
まさに「左を制する者は世界を制す」(?)
ハンドル中央部にはベルとメーターを装備。
町中で「カン♪コン♪」と聞こえれば、どこかでベロタクシーが出発した合図です。
また、走行した距離はサイクルメーターによって記録され、料金がそれにしたがって計算されます。
てっぱんはここに連絡用の携帯電話を装着しています。
そして右ハンドル。
見た目何の変哲もなさそうですが、メインブレーキと電動アシストの調節ができるようになっています。
後編(来週up予定)へつづく・・・
ベロタクシードライバーの寺坂さんのブログから引用しています。
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Re-さいくる
HP:http://re-cycle.at.webry.info/
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